①「包丁研ぎセミナー」

【日時】

10月7日（月）

【場所】

藤次郎オープンファクトリー

【出席】

14名

【内容】

燕市の〈藤次郎オープンファクトリー〉様にて午前・午後の2班に分かれ、レクチャー付きで一人一人包丁研ぎを体験しました。
刃付けの工程も解説付きで見学し、個人の質問にも丁寧に回答頂きました。
参加者の満足度が非常に高いセミナー内容となり、実務経験が異なる参加者でも学びが深い研究会となりました。
今後も若手会員の参加掘り起こしを更なる課題として、技術研究会を計画していきたいと思います。

体験中の質疑応答を抜粋します。

Q：研ぐ前に砥石を水に漬け込む際、おおよそどれくらいまで必要か？(気泡が砥石から出てくるがそれが終わるまで？)
↓
A：気泡がなくなったら研ぎ始めて良い。

Q：表7.裏3の割合で研ぐと教わったが実際はどうか？
↓
A：藤次郎の包丁(敢えてそのような言い回し)は5対5で研いでもらうと良い。
人間として5対5の割合で研ぐという感覚が難しいという話も。

Q：様々な材質の包丁があるが、材質によって砥石を変えるべきか？
↓
A：結論から言うと変える必要はない。
ステンレス等硬い材質の包丁にセラミック砥石を使う人もいるが、好みだと思う。
『ダイヤモンド砥石』という砥石もあるが、刃こぼれがしやすく使いにくいのでオススメはしない。

Q：研いでいくうちに刃先（刀身）のカーブがなくなり直線気味になってしまう
↓
A：少しずつ研ぎ場所をずらしながら、満遍なく包丁全体を動かして形を整えながら研いでいた（実演付き）

…セミナーの後も、包丁づくりの全工程を見学したり、ショップで買い物をしたりと充実のセミナーとなりました。

⬇️藤次郎オープンファクトリー HP
https://tojiro.net/openfactory/

⬇️《研ぎ方・お手入れ》ページ
https://tojiro.net/support/maintenance/




②「10月支部役員会議」(リモート)

【日時】

10月24日（木）13時30分～

【場所】

リモート

【出席】

10名

【内容】

◆尾畑技術研究部長より10/7包丁研ぎセミナー報告
　・14名が、2班に分かれ受講、質疑応答も活発に行われ、体験型の為か非常に楽しく充実した内容となりました。
◆菅原総務部長より11/4駒ヶ岳蒸溜所見学について
　・18名の参加決定、当日の内容、スケジュールについての質疑応答があった。　　　
◆山宮広報部長より10/27全国大会1コマフォトのお願いがあった。
◆その他
　・八海山（株）様、パーティー出席について
　・今後（来期含め）の活動アンケート結果についての話し合い
　・新入会員報告